Q&A
- Q1CPP工法は信頼できますか?
- A1CPP工法は、日本建築総合試験所(GBRC)の「建築技術性能証明」を取得した信頼性の高い工法です。
建築技術性能証明とは新技術の技術内容を学識経験者などの第三者機関により審査し、客観的にその性能を証明しているものです。 - Q2どの様な建物に使えますか?
- A23階建て以下の小規模建物(一般的な住宅)となります。
①地上3階以下②高さ13m以下③延べ面積1,500㎡以下(平屋は3,000㎡以下)④基礎接地圧50kN/㎡以下 - Q3地盤保証はつきますか?
- A3各地盤保証会社の保証に対応しております。JHS、地盤ネット、ハウスワランティ、ハウスジーメン、GIR、MPなど対応済みです。
- Q4CPP工法の資材はどういうものですか?
- A4鉄板を加工したCPP先端翼(250㎜×440㎜t:9)と径48.6mmで厚さ2.4mmの亜鉛メッキ単管です。
- Q5亜鉛メッキ単管の腐食は大丈夫ですか?
- A5大丈夫です。一般的な鋼管の腐食については、建築基礎構造設計指針に、10 年間の実測の報告として腐食量は年平均0.0106mm、年最大値0.0297mm であり、腐食量は経過年数とともに急減するとの報告があり、腐食に関しては問題ありません。
- Q6亜鉛メッキ細径鋼管とはどんなものですか?
- A6CPP 工法に用いる単管は両面に溶融亜鉛メッキが施されています。溶融亜鉛メッキはすぐれた防錆性、防食性をもっています。溶融亜鉛メッキは鋼材素地と亜鉛の合金反応によって密着していますので通常の扱いでは衝撃・摩擦により剥離・損傷することがありません。
- Q7単管の柔らかいイメージが払拭できないため強度が心配。大丈夫でしょうか?
- A7大丈夫です。技術審査証明を取得にあたり十分な載荷試験を行っており、単管の強度に問題がないことを確認しています。
- Q8工事用水は必要ですか?
- A8工事自体には必要ありません。但し、重機搬出時についたキャタピラー跡などの清掃には必要です。
- Q9事中の騒音や粉塵はでますか?
- A9施工機械のエンジン音はでますが特に気になるほどの騒音ではありません。粉塵はありません。
- Q10CPP工法は地震に対して有効な対策ですか?
- A10CPP工法は地震による揺れから建物を守るために行う工事ではありません。建物荷重により建物を傾かせないために行う工事です。しかし、過去の大地震の結果から地盤補強を行っている建物の地震による被害は地盤補強を行っていない建物と比べるとその被害は小さくなっております。また、CPP工法は地震による液状化現象から建物を守るために行う工事でもありません。