工法概要

工法概要

 CPP工法は地盤補強用先端翼付鋼管の一種に分類されますが、細径鋼管と先端翼が独立した構造になっている点でその他の先端翼付鋼管と異なります。
一般に先端翼付鋼管は鋼管径を細くするほどコスト低減効果を得られますが、施工中の回転力によって軸材が破損する可能性が高まるため、細径化が困難でした。
 CPP工法は先端翼と軸材を独立させ施工時軸材に回転力を作用させないことをでこの課題の解消に成功し、コスト低下に成功しています。

 また、杭のみで支えるのでは無く、原地盤と杭の双方で支持を行い、沈下を抑制するという概念で設計させるため、鋼管杭や柱状改良と比べても杭長や本数が抑えられるというメリットもあり、それも相成って低コストを実現しています。

適応土質 基礎下2.0mの平均Wsw≧0.5kNの粘性土・砂質土
対応基礎形状 ベタ基礎 布基礎に対応
適応建物 三階建て以下の小規模建築物
日あたりの施工量 6mで日あたり30本程度(杭長、土質によって左右されます)
対応杭長 2.0~6.0mまで(0.5m刻み)

CPP工法で使用する重機や資材

CPP工法で使用する重機や資材

 重機は、杭打ちを行う住宅向け地盤改良機(兼用機)と締め固める土を入れるためのミニバックホーの2台を使用致します。

 一般的な住宅向け地盤改良機に、CPPロッドを初めとした各種アタッチメントを取り付けるだけで施工可能。専用重機を必要とせず、少ない投資で導入する事が可能です。

 セメントを使わないためにユニック車やプラントを必要とせず、細径鋼管を採用しているため、人力での搬入も可能です。

 資材が小さく、小型重機のみの施工となりますので、狭い住宅街や狭小地での施工を得意としています。

材料部材紹介

CPP専用ロッドと先端翼取り付けホルダーを付けた住宅向け地盤改良機(兼用機)、ミニバックホウ

CPPロッド

CPPロッドは以下の3つの機能を持っています。

  • 正転で先端翼を回転圧入させるためのロッド
  • 内部に細径鋼管を挿入するためのケーシング
  • 逆転でロッド周辺に土を供給し締め固めるためのオーガスクリュー

これらの機能により、従来では不可能と思われていた細径鋼管による地盤支持を実現しています。

CPPロッド

モーターロッド

回転モーターにとりつけられたロッドでこれにCPPロッドを接続し、回転力を伝達させます。
各重機メーカーの規格に合わせ、いくつかのタイプがあります。

モーターロッド

先端翼取り付けホルダー

先端翼を保持するホルダーです。

先端翼取り付けホルダー

サインロッド

 CPPロッドに挿入されており、逆転でロッドを引き上げる際に、先端翼が外れている事を確認するロッドです。

 挿入時はロッドと同回転し、逆転で引き上げる際に先端翼が外れていれば回転が制止します。

サインロッド

ロアガイド

施工中にCPPロッドのブレを抑えるためのガイドです。

ロアガイド

先端翼

細径鋼管から伝達された荷重を地盤に伝達させるための部材です。

先端翼

細径鋼管

 建築物からの荷重を地盤に伝達させるための部材で、先端部にピンを取り付けることで 先端翼と確実に接合されます。

 亜鉛融解メッキが施されており、地中においても腐食することなく、建築物を支持し続けます。

 φ48.6 厚さ2.4mm 長さ2~6m 一般的な足場単管に使われている物を採用することで、 低コスト・品質安定性・安定した在庫という様々なメリットがあります。

細径鋼管

先端ピン

 細径鋼管に取り付けられたピンで、これによって先端翼と細径鋼管を確実に差せることができます。

先端ピン

頭部キャップ

施工完了後、細径鋼管頭部に設置する基礎コンクリート流入防止キャップです。

頭部キャップ
重機

地盤保証

地盤保証

CPP工法は建築技術証明を取得しており、各種地盤保証会社の地盤保証を受けることができます。