他工法との比較

他工法との比較

原地盤の支持力を盛り込む新しい設計概念

CPP工法では、CPP杭だけで無く基礎下2mの原地盤の支持力とCPP杭の両方で支えるという考え方で設計されます。それにより支持力の増大と沈下の抑制を行います。

CPP杭だけでなく、原地盤の支持力を計算し杭長を設計しますので、鋼管杭や柱状改良等よりも杭長の短縮、本数の削減といったコストダウンが期待できます。

原地盤の支持力を盛り込む新しい設計概念図

鋼管杭との比較

POINT

  • 同じ地盤でも原地盤の支持力を考えて設計するために杭長が短縮される
  • CPPの方が材料が安い上、杭長が短縮されることでさらに安価に
  • → 大幅なコスト削減

CPP工法は先端翼と細径鋼管が分離しており、細径鋼管そのものが細いので搬入や取り回しが圧倒的に楽です。
足場用単管として広く普及しているφ48.6亜鉛メッキ単管を採用しているため、コスト・品質安定性・入手性のすべてにおいて優れています。

柱状改良との比較

配置の違い

CPP工法
単管長:5.5m   本数:26本   総単管長:143m
施工日数1日
柱状改良
改良長:5.5m   本数:32本   φ500
固化材:11t  総改良長:176m
施工日数2日

CPPでは柱状改良よりも施工ピッチを広くとることができます。
そのため、本数が削減され、施工のしやすさも相まって施工日数が短縮、稼働率上昇等により利益改善が見込めます。

一月あたりの現場数の差
  現場数 1日現場数(%) 複数日現場数(%) 1日現場日数 複数日現場日数 稼働日
柱状改良 15 7.5(50%) 7.5(50%) 7.5 17.5 25
CPP工法 20 16(80%) 4(20%) 16 9.3 25

日あたりの施工能力は最長の6mでも30本程度可能。
一棟あたりの平均は25本程度です。

POINT

柱状改良と比較した際に特に大きな差となるのはセメントを使用しないという点です。

  • プラントが不要なため、立ち上げや洗浄が必要ありません。杭頭処理も不要。
  • セメントの飛散による防汚対策やユニック車が必要ないため、住宅密集地での工事などが非常に簡単です。
  • 固化不良や一軸圧縮試験も必要なく、六価クロム問題も気にすることはありません。
  • 水や電気も不要、セメント固化の養生期間も必要ないため、即座に基礎工事を行うことが可能です。

材料原価としてはCPP工法の方が高くなることが多いですが、受注金額として2日施工の柱状改良よりも1日施工のCPP工法の方が安価になります。